近年、東日本大震災を始め、岩手・宮城内陸地震、福岡県西方沖地震、熊本地震などの大地震が発生し、多くの被害をもたらしています。 これを受けて鹿児島市では、住宅の耐震化率をさらに高めるために、木造住宅の耐震診断・及び耐震改修の費用に対して、補助金を交付する制度を設けています。
●耐震診断費用
(基準費用)(R4年4月) 35坪程度まで 120,000円(図面なしの場合30,000円増し) 耐震補強設計費 35坪程度まで 100,000円
●耐震改修費用
目安として評点0.3で19,000円/㎡位です。
●耐震診断
(1) 昭和56年5月31日以前に建築(着工)された木造の専用住宅、または併用住宅(過半の床面積が住宅用途)であること (2) 地上3階建てまでであること (3) 現にお住まいの方がいらっしゃること (4) 借家人がいる場合は、耐震診断について同意を得ていること (5) 耐震診断技術者(※)に耐震診断を委託すること (6) 市税を滞納していないこと (※)耐震診断技術者 耐震診断技術者とは… 建築士であって、鹿児島県が主催した「鹿児島県木造住宅耐震技術講習会」または、財団法人日本建築防災協会が主催した「木造住宅の耐震診断・耐震補強技術者養成講習会」受講者をいいます。
●耐震改修
(1) 原則として上記の耐震診断によって、耐震改修が必要とされた建物であること (2) 借家人がいる場合は、耐震改修工事の実施について同意を得ていること (3) 耐震診断技術者に耐震改修工事の設計、監理を委託すること (4) 耐震改修工事において、主な耐震補強箇所が直接見て確認できる時期に、市が行う中間検査に合格すること (5) 市税を滞納していないこと